わんちゃんは私たちの心と体を癒してくれます。
　多くの方は愛するわんちゃんと一緒に過ごすことで、ストレスから開放されて居心地の良い時間を過ごしているのではないでしょうか。
　わんちゃんの無償の愛情は、つらいことがあっても乗り越えることができたり、かけがえのないものですよね。また、毎日散歩したり、追いかけて遊んだりすることは、他では得がたい運動になっていると思います。最新の研究では、わんちゃんと暮らすことにより、私達はより深いレベルで健康になることが判ってきました。
　まだ研究途中の成果ですが、わんちゃんと暮らすことが健康に与える良い影響について、特に幼少期における影響について様々な研究結果が報告されています。　

　　ある研究では、幼少期にわんちゃんと暮らすことで、腸内フローラの中に善玉菌と呼ばれる細菌達が増え、病気やアレルギーの重症化を防ぐこと、病気になるリスクを減らすことが示されています（１）。
　増えた細菌の中からは、アレルギーのリスクを下げることや肥満のリスクを抑えることに関係にしているものが見つかっています。わんちゃんと暮らすことで、成長後のアレルギーを抑制する効果がある乳酸菌が増加するという報告もあります（２）。